雨を全力で楽しめるか
唐突ですが、わたしが将来「結婚したい」と思う、理想の女性像を発表したいと思います。
- 素直で正直な人
- 森のなかでブランコに乗ってても違和感のない、自然の似合う人
- 考えるより、感じる人
- アホなデートプランに乗ってくれる人
- 雨を全力で楽しめる人 ← NEW!!
「雨を全力で楽しめる人」は最近追加したのだけど、美しくまとめると「一般的には嫌われているものに対して、好きになれる要素を見いだせる人」のことだ。その具体例の一つとして、雨を全力で楽しめるを追加してみた。
粟島に行こうと思っていた日に限って雨の降りそうな曇り空。しかし、雨でも全力で楽しんじゃう僕に天気は関係ないのであった!まいったか、空ー!
— Yuta Kobayashi (@ytkbys) 2016年5月25日
なぜ雨が嫌か、を紐解いていくと、服や靴が濡れてしまうのが不快感の原因なのだ。それならば濡れてもいい海パンとサンダルではしゃぎ回ればよい。
— Yuta Kobayashi (@ytkbys) 2016年5月25日
※当時のTwitterアカウントは閉鎖済み。
実際は、雨の予報を見るとかなりげんなりする。でも、げんなりしてばかりいたら、限りある人生がもったいないから、やっぱりどうにかして楽しみたい。そんな感じで、先週は雨の粟島へ遊びに行ってきた。
上にも書いたけど、雨が嫌だな、と感じる理由を考えてみると、「衣服が濡れる気持ち悪さ」が第一位だ。以下、「ちょっと寒い」「空が暗い」などがランクインした。(2016年5月30日、「雨に対する意識調査アンケート」より。回答者1名。)
粟島についたときはまだ雨は降っておらず、島を散歩することができた。ありがとう、空ー!
▲粟島からの眺め
しかし、キャンプをしようとしていた夜、予報通り雨が降ってきているではないか。このまま行くと、室内でおとなしく寝るはめになりそうなのだけど、せっかくキャンプの心持ちでテントまで持ってきたのだから、どうにか野宿をしたい。
先に書いておくと、今回も女の子と二人で島へ遊びに行った。その子が上記に挙げた「雨を全力で楽しめる人」で、なんとも楽しい夜をすごした。
テントはある程度までは防水性があるのだけど、ずっと雨にあたっていると少しずつ浸水してくる。というか、もはや浸水していた。このままでは寒くて寝れないので、屋根のある場所を探しに行った。そこまで二人で「雨すごいねー!」とはしゃぎながら、走ってテントを運ぶ。
その最中で、その子が「あの屋根のある場所まで何歩で行けるか当てよう!」と提案してくるものだから、わたしは(雨を楽しむという意味で)完全に負けた。自分も雨をめちゃくちゃ楽しんでいるつもりだったけど、彼女はそれを軽々と超えて楽しんでいた。
そんなゲームをしつつ、到着してテントを設置。屋根からはみ出す分はどうしても浸水してしまうので、傾斜をつけて、自分たちは水の来ない方へ避難。
来る困難に対して、いちいち面白がって、つらい時間を楽しい時間に変えまくっていた。そんな能力が二人に備わっているなら、無敵じゃないか。
ということで、雨を全力で楽しめる人はすごくすごい。しあわせをもらえる。島に行って、よかったー!と思えた。