あんかけを生み出した記録
あんかけって知ってます?知ってるか。あのとろとろの、あまじょっぱいやつ。かた焼きそばとか、カニ玉とか、中華丼とか、そういうのに乗ってる奴。
僕がタマゴを使ってなんか料理したいな、とつぶやいたら、シェアハウスの住人から「カニ玉作って!」とアイディアが出てきたので、カニ玉を作ることにした。もちろん、カニは高いからカニ風味かまぼこで代用。
僕のイメージだと、レシピはこんな感じだった。
- まずタマゴを割ってかき混ぜます。
- そこにほぐしたカニ風味かまぼこと調味料を入れ、軽く混ぜます。
- 油を敷いたフライパンに流します。
- ときおりかき混ぜながら焼いていきます。
- カニ入りスクランブルエッグが出来ます。
ということで、カニの入ったスクランブルエッグが「カニ玉」だと思っていたら、住人に「え、あんかけは?!」と突っ込まれた。そうか、あのとろとろがないとカニ玉じゃないのか。
後日、かぼちゃを食べたくなって、かぼちゃの煮付けを作った。今までは煮て終わりだったんだけど、せっかくならあんかけを作ってみよう!ということで、余った煮汁を有効活用。あんかけをつくるのは片栗粉である、ということはなんとなく知っていたし、「水溶き片栗粉」という言葉を頻繁に聞くので、使うときは水に溶かしてからなんだろう、というのもなんとなく知っていた。
さっそく煮汁に水溶き片栗粉を流し込む。煮詰めていく。
おお・・・おお・・・!!これが・・・!!片栗粉の力・・・!!!
料理は科学とはこのことよ。
これで僕は難なくあんかけを作れるようになったわけ。料理の幅が広がったわけ。この前は肉まん(もちろん皮から)とかも作っちゃったわけで、もう中華料理なら任せてほしいわけ。